UGREEN DH4300 Plusの評判を徹底解説!初心者向け4ベイNASの実力

当ページのリンクには広告が含まれています。

UGREEN DH4300 Plus(正式名称:UGREEN NASync DH4300 Plus)は、NAS初心者や家庭向けに最適化された4ベイNASとして、非常に高い評判を得ている製品です。2025年9月に発売されて以降、「コストパフォーマンスが圧倒的に高い」「初心者でも10分でセットアップできる」「静音性が大幅に改善された」といった好意的な声が多数寄せられています。通常価格59,880円(税込)ながら、8GBメモリ、2.5GbE対応、AI写真管理機能、4K/60Hz HDMI出力といった充実したスペックを備えており、クラウドストレージからの乗り換えを検討しているユーザーから特に支持を集めています。

本記事では、UGREEN DH4300 Plusの評判を徹底的に分析し、実際のユーザーがどのような点を評価しているのか、またどのような点に注意すべきなのかを詳しく解説していきます。スマートフォンの写真・動画バックアップ用途から、家族共有のメディアサーバーとしての活用まで、幅広い使い方ができるこの製品の魅力と実力をお伝えします。

目次

UGREEN DH4300 Plusとは何か

UGREEN DH4300 Plusとは、中国の大手アクセサリーメーカーUGREENが展開するNAS製品「NASync」シリーズの中でも、特にNAS初心者や家庭向けに設計されたモデルです。従来のDXPシリーズよりもコストを抑えながら、必要十分な機能を備えた製品として2025年9月に発売されました。

そもそもNASとは「Network Attached Storage」の略称で、ネットワークに接続して使用するストレージ機器のことを指します。簡単に表現すれば、自宅に設置する個人専用のクラウドストレージのようなもので、スマートフォンやパソコンから写真、動画、文書などのデータを保存・共有できる機器です。GoogleフォトやiCloudのような便利さを、自宅のハードウェアで実現できるのがNASの大きな魅力となっています。

DH4300 Plusの「DH」はおそらく「Digital Home」の略称とされており、DHシリーズは家庭用途に特化したエントリーモデルという位置づけです。上位のDXPシリーズと比較して、より手頃な価格で必要十分な性能を提供することを目的として開発されました。

UGREEN DH4300 Plusの基本スペックと評価

UGREEN DH4300 Plusは、エントリークラスでありながら上位機種に匹敵するスペックを備えていることが、高評価の大きな要因となっています。

プロセッサにはRockchip RK3588Cが搭載されています。このチップはARM系のオクタコアCPUで、4つのCortex-A76(高性能コア)と4つのCortex-A55(省電力コア)を組み合わせたbig.LITTLE構成となっています。最大動作周波数は2.0GHzで、ARM系のRK3588チップはIntel N100に肉薄するベンチマークスコアを記録しており、処理性能面でも妥協のない仕上がりと評価されています。また、6TOPSの処理能力を持つNPU(Neural Processing Unit)を内蔵しており、AI関連の処理を効率的に行うことができます。

メモリは8GB LPDDR4Xを搭載しています。この容量は一般的な家庭用途には十分ですが、DXPシリーズとは異なりメモリの増設はできない固定仕様となっています。

ストレージ構成は4ベイ構成で、3.5インチと2.5インチの両方のドライブに対応しています。1ベイあたり最大30TBのドライブをサポートしているため、理論上の最大ストレージ容量は120TB(30TB×4台)となります。この拡張性の高さは、将来的なデータ増加にも対応できる点として評価されています。

ネットワーク接続は2.5GbE(2.5ギガビットイーサネット)ポートを1基搭載しています。従来の1GbE(ギガビットイーサネット)と比較して2.5倍の転送速度を実現でき、理論上は最大312MB/秒の高速データ転送が可能です。

映像出力はHDMI 2.0ポートを搭載しており、4K/60Hz出力に対応しています。NAS内に保存した動画をテレビに直接出力して再生できる点は、ホームエンターテインメント用途での大きな魅力となっています。

その他の特徴として、NFC(Near Field Communication)に対応しており、スマートフォンをNAS本体にかざすだけで簡単にセットアップを開始できます。

価格と評判から見るコストパフォーマンス

UGREEN DH4300 Plusの価格は、通常価格で59,880円(税込)です。ただし、セール時には47,900円程度まで値下げされることもあり、価格比較サイトでの最安価格は49,800円前後となっています。

この価格設定は、同じ4ベイ構成のDXP4800 Plus(約10万円前後)と比較すると約4万円ほど安く、非常にコストパフォーマンスに優れていると評価されています。4ベイのNASとしては5万円台という価格帯は、競合他社の製品と比較しても魅力的な水準です。エントリークラスのNASとしては、スペック的に上位クラスに匹敵する性能を持ちながら、価格が抑えられているため、「コストパフォーマンスが非常に高い」という評判が定着しています。

クラウドストレージサービスとの比較においても、そのコスト優位性は明らかです。主要なクラウドストレージサービスの料金として、Google One 2TBプランは月額1,300円(年額15,600円)、iCloud+ 2TBプランも月額1,300円(年額15,600円)程度となっています。5年間利用すると約78,000円になります。

一方、UGREEN DH4300 Plusの本体価格は約5〜6万円で、これにHDD代(例:4TB×4台で約4万円程度)を加えても、2〜3年でクラウドストレージの累計料金を上回ります。それ以降は電気代のみで運用できるため、長期的なコストメリットは非常に大きいです。NASの電気代は消費電力にもよりますが、月額300円程度と見込まれており、クラウドストレージの月額料金と比較すると圧倒的に安く、長く使うほどお得になるという計算です。

DXPシリーズとの違いに関する評判

UGREEN NASには大きく分けて「DXPシリーズ」と「DHシリーズ」の2つのラインナップがあり、DH4300 PlusとDXP4800 Plusの違いについての評判も多く見られます。

比較項目DH4300 PlusDXP4800 Plus
プロセッサRockchip RK3588C(ARM系オクタコア)Intel Pentium Gold 8505(第12世代、5コア6スレッド)
メモリ8GB(固定)最大64GBまで拡張可能
M.2 NVMe SSD非対応2基搭載(各最大8TB)
ネットワーク2.5GbE×110GbE対応、高速USB-C、SDカードリーダー搭載
消費電力省電力アクティブ時約42W
価格帯約5〜6万円約10万円前後

プロセッサの違いとして、DH4300 PlusはRockchip RK3588C(ARM系オクタコア)を搭載しているのに対し、DXP4800 PlusはIntel Pentium Gold 8505(第12世代Alder Lake、5コア6スレッド、最大4.4GHz)を搭載しています。Intel系CPUを搭載するDXP4800 Plusの方が、絶対的な処理性能では上回ります。

拡張性についても違いがあります。DH4300 Plusはメモリが8GBで固定され、M.2 NVMe SSDスロットも搭載していません。一方、DXP4800 Plusはメモリを最大64GBまで拡張可能で、2基のM.2 NVMe SSDスロット(各最大8TB)を備えています。将来的な拡張を考えるなら、DXPシリーズの方が柔軟性があります。

消費電力については、DH4300 PlusはARM系チップの採用により、DXP4800 Plus(アクティブ時約42W)よりも省電力で動作します。24時間稼働を想定する家庭用NASとしては、この点は大きなメリットとして評価されています。

仮想化対応については、DXP4800 Plusはハードウェア仮想化やx86互換性を活かしたDockerコンテナの運用、Plexのハードウェアトランスコーディングなど、より高度な用途に対応しています。DH4300 Plusでもこれらの機能は利用可能ですが、ARM系チップのため一部制約があります。

結論として、家庭用途で写真や動画を保存する一般的な使い方であれば、DH4300 Plusで十分という評価が一般的です。DXPシリーズは中規模の会社での利用や、仮想マシンを使った開発者向けとされており、個人・家庭用途ではオーバースペック気味という見方が多くなっています。

初心者に優しいセットアップに関する評判

UGREEN DH4300 Plusの評判において、特に高く評価されているのがセットアップの簡単さです。初心者でも簡単にセットアップできる点は、多くのユーザーから支持を集めています。

NFC対応スマートフォンをお持ちの場合、NAS本体にスマートフォンをかざすだけで、専用アプリ「UGREEN NAS」のインストール画面にアクセスできます。そのままアプリをインストールして起動すると、分かりやすい日本語の説明文が表示され、画面の指示に従って進めていくだけで初期設定が完了します。

セットアップにかかる時間は10分程度と短く、パソコンを使った難しい設定は一切不要です。初期設定からストレージプールの作成、ボリュームの作成まで、すべてスマートフォンだけで完結するのが大きな特徴として評価されています。

HDDの取り付けも簡単で、ツールレスで装着できる設計になっています。トレイにHDDを取り付けて、本体にスライドさせて挿入するだけです。3.5インチHDDだけでなく、2.5インチHDD/SSDにも対応しています。本体の上部はマグネット式のカバーになっており、簡単に取り外してHDDの装着・交換ができます。工具不要でメンテナンスできる設計は、初心者にも優しいポイントとして評判になっています。

アプリの案内に沿って進めるだけで、初回起動からユーザー作成、共有フォルダの設定、スマートフォンの自動バックアップ設定まで、一気通貫で設定できます。NASの知識がなくても、スマートフォンのアプリを操作できる人なら問題なく導入できる手軽さが魅力です。

UGOS Proオペレーティングシステムの評判

UGREEN NASには「UGOS Pro」という独自のオペレーティングシステムが搭載されています。LinuxベースのOSで、直感的なユーザーインターフェースと強力なセキュリティ機能を備えていることが評価されています。

UGOS Proの主な特徴として、まずマルチデバイス対応が挙げられます。スマートフォン(iOS/Android)、パソコン(Windows/Mac)、タブレット、Android TVなど、様々なデバイスからアクセスできます。一度ログインすれば、アプリごとに再ログインする必要がなく、シームレスに利用できる点が好評です。

ストレージ管理機能も充実しています。RAIDの構成、ストレージプールの作成、ボリュームの管理など、ストレージに関する各種設定をグラフィカルなインターフェースで簡単に行えます。

ユーザーとグループの管理機能では、家族や同僚など、複数のユーザーを作成して、それぞれに異なるアクセス権限を設定できます。共有フォルダごとに細かくアクセス制御を行うことも可能です。

ファイル管理機能として、ウェブブラウザやアプリからNAS内のファイルを閲覧、アップロード、ダウンロード、共有できます。ファイルの検索機能も備えており、大量のデータの中から目的のファイルを素早く見つけることができます。

クラウドサービス連携機能として、Google Drive、Dropbox、OneDriveなどの主要なクラウドストレージサービスと連携し、データの同期やバックアップを行うことができます。既存のクラウドストレージからの移行がスムーズに行える点も評価されています。

専用アプリ「UGREEN NAS」の使い勝手に関する評判

UGREEN NASの操作には、専用アプリ「UGREEN NAS」を使用します。iOS(iPhone/iPad)とAndroid両方に対応しており、App StoreまたはGoogle Playストアから無料でダウンロードできます。

このアプリは写真から音楽まで、すべての機能を1つに統合した「スーパーアプリ」として設計されていることが高く評価されています。従来のNAS製品では、写真管理、音楽再生、ファイル管理など、用途ごとに別々のアプリをインストールする必要がありましたが、UGREEN NASアプリでは1つのアプリですべての機能にアクセスできます。

ファイル管理機能では、NAS内のファイルの閲覧、アップロード、ダウンロード、共有、削除などの基本操作が可能です。フォルダの作成や移動、名前の変更なども直感的に行えます。

写真・動画機能では、スマートフォンで撮影した写真や動画を自動でバックアップする機能、AIを活用した写真の自動分類機能、アルバムの作成・管理機能などを備えています。

音楽再生機能では、NAS内に保存した音楽ファイルをストリーミング再生できます。プレイリストの作成や、アーティスト、アルバム、ジャンルごとの表示にも対応しています。

Android TV用にもUGREEN NASアプリが用意されており、テレビの大画面でNAS内のコンテンツを楽しむことができます。Apple TVにも対応しています。ログインはスマートフォンアプリでQRコードを読み取るだけと簡単で、この手軽さも好評です。

AI写真管理機能の評判

UGREEN DH4300 Plusの評判において、特に注目されているのがAIを活用した写真管理機能です。NPUを搭載しているため、AI処理を効率的に行うことができます。

顔認識機能として、写真に写っている人物の顔を自動で認識し、人物ごとにアルバムを自動作成します。家族の写真を大量に保存している場合、お父さん、お母さん、子どもなど、人物ごとに自動で分類されるので、特定の人物の写真だけを見たいときに便利です。人物認識には少し時間がかかりますが、精度は高いと評価されています。

特に子どもの顔認識機能が優れていると評判で、誕生日を登録しておくと「〇歳〇ヶ月」の時点の写真として自動的に時系列で整理されます。成長記録として活用するのに最適な機能として、子育て世代から支持を集めています。

シーン認識機能として、風景、建物、食べ物、動物など、写真の内容を自動で認識してタグ付けします。「夏休み」「海」「ペット」などのキーワードで検索すると、関連する写真がすぐに見つかります。

場所による分類機能として、写真に埋め込まれた位置情報(ジオタグ)を基に、撮影場所ごとに自動分類します。旅行の写真を場所ごとにまとめたいときに便利な機能です。

重複写真の検出機能として、似た構図の写真や連写で撮影した写真を重複候補としてリスト化します。不要な重複写真をワンタップで整理でき、ストレージ容量の節約に役立つと評価されています。

これらのAI機能を利用するには、事前に顔認識などのインテリジェンス機能をオンにする必要があります。一度設定すれば、以降は写真をアップロードするだけで自動的に解析・分類されます。

スマートフォン自動バックアップ機能の評判

スマートフォンの写真や動画を自動でバックアップする機能は、多くのユーザーがNASを導入する最大の理由の一つです。UGREEN DH4300 Plusはこの機能を非常に簡単に利用できることが評価されています。

設定方法として、UGREEN NASアプリ内の「同期とバックアップ」機能を設定するだけです。アプリから写真ライブラリへのアクセス権限を許可すると、カメラロール内の写真・動画を自動で検知して即座にバックアップが開始されます。

以降は新しく撮影するたびに、Wi-Fi経由で自宅のNASへ自動転送されます。外出中に撮影した写真も、自宅のWi-Fiに接続した時点で自動的にバックアップされるので、「うっかり削除」の心配がないという安心感が評価されています。

モバイルデータ通信時のバックアップ設定も可能です。「モバイルデータバックアップ」をオンにすると、Wi-Fi未接続時でもモバイル回線経由でバックアップを行います。ただし、通信量が増加するため、通常はオフにしておくことが推奨されています。

複数デバイスからのバックアップにも対応しています。家族全員のスマートフォンからのバックアップを一台のNASに集約できます。ユーザーごとに別々のフォルダに保存されるので、プライバシーも守られる設計になっています。

バックアップされた写真や動画は、AI機能によって自動で整理されるため、後から探すのも簡単です。クラウドストレージサービスと同等以上の使い勝手を、自前のハードウェアで実現できるという点が、多くのユーザーから支持されています。

HDMIメディアプレーヤー機能の評判

UGREEN DH4300 Plusは、4K/60Hz対応のHDMI 2.0ポートを搭載しており、テレビに直接接続してメディアプレーヤーとして使用できることも好評です。

接続方法は非常に簡単で、NAS本体とテレビをHDMIケーブルで接続し、テレビ側の入力を切り替えるだけです。すぐにNAS内の動画ファイルを再生する案内画面が表示され、スマートフォンアプリから操作して再生を開始できます。

搭載されているRockchip RK3588チップは、動画再生能力に優れています。AV1、AVS2デコードは最大8K/60fpsまで対応しており、ほとんどのメディアフォーマットをハードウェアデコードで再生できます。4K動画のストリーミングやトランスコードにも対応しているため、テレビに接続するエンターテインメントサーバーとしても優秀と評価されています。

Android TV版アプリでは、動画のサムネイルに4Kなどの解像度情報も表示され、見たいコンテンツを選びやすくなっています。旅行や家族との思い出の動画を、リビングの大画面テレビで直接再生して楽しめるのは、NASならではの魅力として評判になっています。

静音性と省電力性能に関する評判

家庭用NASとして重要な静音性と省電力性能について、UGREEN DH4300 Plusは非常に高い評価を得ています。

静音性について、従来のDXPシリーズでは「ファンの動作音」や「ビビリ音」が気になるという声がありましたが、DH4300 Plusでは大幅に改善されています。改善のポイントとして、HDDをネジで固定する方式を採用して振動を抑制していること、トレイの一部の素材にゴムを採用して衝撃を吸収していること、トレイをフタで被せて密閉性を高めることで音漏れを防いでいることが挙げられます。

実際のユーザーレビューでは、「生活空間に置いても音が気にならない」「無音ではないが生活音で消えてしまう程度」「NASに耳を近づけてようやく聞こえる程度」といった評価が多く見られます。動作音やファン音は、静音タイプのミニPCやノートパソコンより小さいという印象を持つユーザーもいます。

ただし、搭載するHDDの種類によって静音性は変わります。静音性を重視するなら、NAS向けの静音HDD(WD RedやSeagate IronWolfなど)を選ぶことが推奨されています。

省電力性能について、ARM系のRK3588チップを採用していることから、Intel系CPUを搭載するDXPシリーズよりも消費電力が低く抑えられています。24時間365日稼働させることを想定したNASとして、電気代を気にせず使えるのは大きなメリットとして評価されています。

冷却システムについて、DH4300 Plusは一般的なNASとは異なるエアフロー設計を採用しています。マグネット式の上部ケース背面から吸気し、底面および側面下部のスリットから排気する方式で、底面の基板を効率的に冷却する設計となっています。NPUがCPUの負荷を軽減することで、AI機能利用時でもシステム全体の発熱を抑え、静音性の維持にも貢献しています。

デザインと外観に関する評判

UGREEN DH4300 Plusは、シルバーメタリックでクールなデザインが特徴で、見た目に関する評判も良好です。生活空間に馴染むコンパクトでミニマルな外観は、リビングに置いても違和感がないと評価されています。

複数のポートを搭載しながらも、それを感じさせないスッキリとしたデザインは洗練さを感じさせます。インテリアに馴染みやすいデザインで、「見せる収納」として設置することも可能です。

DH4300 Plusは4ベイモデルとしてはコンパクトな部類に入り、設置場所に困りにくいサイズであることも好評です。

Docker機能に関する評判

UGREEN DH4300 PlusはDocker機能にも対応しており、様々なアプリケーションをコンテナとして実行できることが評価されています。

Dockerとは、アプリケーションとその依存関係をパッケージ化して、独立した環境(コンテナ)で実行するためのプラットフォームです。Docker機能を使えば、UGOS Proで標準提供されていないアプリケーションも、Docker Hub上の数千種類のコンテナアプリから選んでインストールできます。Webサーバー、WordPressによるブログ構築、Jellyfinなどのメディアサーバー、各種クラウド同期アプリなど、NASの機能を大幅に拡張できます。

実際のユーザーからは、「Jellyfin、Jellyseerr、Sonarr、Radarr、qBittorrentなど、すべてのDockerアプリが完璧に動作している」という報告があります。

ただし、DH4300 PlusはARM系チップを搭載しているため、x86系CPU専用のDockerイメージは動作しません。ARM対応のイメージを選ぶ必要があります。より高度なDocker活用や仮想マシンの運用を考えている場合は、Intel系CPUを搭載するDXPシリーズの方が適しているという評価もあります。

また、VaultWarden、immich、PhotoPrismなどの人気DockerアプリはUGOS Proの公式アプリとしては提供されていませんが、Docker経由で手動インストールすることで利用可能です。

クラウドストレージからの移行に関する評判

NASを導入する大きな動機の一つが、毎月の利用料金がかかるクラウドストレージサービスからの脱却です。この点についても、UGREEN DH4300 Plusは好意的な評判を得ています。

容量面での優位性として、クラウドストレージは2TBプランが一般的な上限ですが、NASなら最大120TB(DH4300 Plusの場合)まで拡張可能です。動画を大量に撮影する方や、長年のデータを保存したい方には、容量の拡張性が大きなメリットになります。

プライバシーの観点からも、クラウドストレージに保存したデータは、サービス提供者のサーバーに保管されます。プライバシーの観点から、家族の写真などを外部のサーバーに預けることに抵抗がある方もいます。NASなら自宅のハードウェアにデータを保管するため、プライバシーを完全にコントロールできます。

実際に、Googleフォトに特定の写真を保存したことでアカウントが停止されたという事例も報告されており、クラウドサービスのポリシー変更リスクを避けたい方にとって、NASは安心できる選択肢として評価されています。

ただし、NASには管理やバックアップなど、自分で対応する作業が発生します。また、NAS本体やHDDの故障リスクもあるため、重要なデータは別途バックアップを取ることが推奨されます。クラウドストレージの「お任せ」の手軽さを重視する方は、その点を考慮する必要があります。

UGREEN DH4300 Plusがおすすめのユーザー層

UGREEN DH4300 Plusは、以下のようなユーザーに特におすすめできる製品として評価されています。

NAS初心者で迷わず始めたい人には最適です。スマートフォンアプリだけで初期設定からバックアップ設定まで完了できるため、ネットワークの専門知識がなくても導入できます。

家族の写真や動画を自動バックアップしたい人にもおすすめです。スマートフォンの写真を自動でバックアップし、AIで自動整理してくれるため、思い出の管理が楽になります。

クラウドストレージの月額料金を節約したい人にとっても魅力的です。一度NASを購入すれば、以降は電気代のみで運用できるため、長期的なコストメリットがあります。

2.5GbE対応の高速転送を求める人にも適しています。大容量の動画ファイルなどを頻繁に転送する場合、2.5GbEの高速接続が威力を発揮します。

テレビでNAS内の動画を直接再生したい人にもおすすめです。HDMI出力で4K動画を直接テレビで再生でき、ホームシアター的な使い方が可能です。

一方、高度な仮想マシン運用やx86互換性が必要な場合、メモリ増設など将来の拡張性を重視する場合、10GbE以上の超高速ネットワーク環境で使用したい場合は、DXPシリーズの方が適しているという評価があります。

購入時の注意点とHDDの選び方

UGREEN DH4300 PlusはNAS本体のみの販売で、HDD/SSDは別途購入する必要があります。この点は購入前に把握しておく必要があります。

HDDの選び方として、NAS向けに設計されたHDDを選ぶことが推奨されています。代表的な製品として、Western Digitalの「WD Red」シリーズやSeagateの「IronWolf」シリーズがあります。これらは24時間365日の連続稼働を想定して設計されており、振動対策や静音性にも優れています。

容量の選び方として、現在の使用量と将来の増加を見込んで余裕を持った容量を選ぶことが推奨されています。4K動画を多く保存する場合は特に大容量が必要になります。1ベイあたり4TB〜8TB程度が一般的な選択肢ですが、予算に応じて検討する必要があります。

RAID構成について、複数のHDDを搭載する場合、RAID構成を組むことでデータの冗長性を確保できます。例えば、4台のHDDでRAID5を構成すると、1台が故障してもデータを失わずに復旧できます。ただし、RAID構成によって実際に使える容量は減少するため、その点も考慮して容量を決める必要があります。

SSDの使用について、2.5インチSSDを使用することも可能です。SSDはHDDより高速で静音性に優れますが、容量あたりの価格が高くなります。頻繁にアクセスするデータはSSD、大容量のアーカイブはHDDという使い分けも検討できます。

UGREEN DH4300 Plusの評判まとめ

UGREEN DH4300 Plusは、NAS初心者から家庭用途まで、幅広いユーザーから高い評判を得ている製品です。

主な魅力として、5万円台という価格で4ベイ、8GBメモリ、2.5GbE、AI機能を搭載した圧倒的なコストパフォーマンスの高さがあります。スマートフォンだけで完結する簡単セットアップ、NFCでのクイック接続という初心者にも優しい設計も高く評価されています。AIによる顔認識や自動分類で、大量の写真を簡単に整理できる写真管理機能も魅力です。ARM系チップによる省電力、改善された冷却設計による静音化で、24時間稼働でも気にならない静音・省電力性能もポイントとなっています。4K/60Hz対応HDMIでテレビ直結可能なメディアプレーヤー機能、そしてクラウドストレージの月額料金から解放される長期的コストメリットも見逃せません。

「写真・動画をクラウド代わりに置いておきたいライトユーザー」にとって、機能もスペックも「ちょうどいい落としどころ」という評価が、この製品の特徴を端的に表しています。

NASに興味はあるけれど、難しそうで踏み出せなかった方、クラウドストレージの料金が気になっている方、家族の思い出を安全に保管したい方は、UGREEN DH4300 Plusを検討する価値が十分にある製品です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次