Logicool G G335の評判は、Amazonで平均4.2、楽天市場で平均4.49という高評価に集約されています。240g前後という軽さと価格の手頃さが評価の中心で、一方でマイクの集音力やヘッドバンドの調整幅の狭さには不満の声もあります。この記事では、良い点と気になる点の両方を、実際のレビューをもとに整理しました。
Amazonは2333件で4.2、楽天は91件で4.49の高評価
G335はAmazonで2,333件のレビューを集め、平均評価は5点満点中4.2点です。過去1ヶ月だけで1,000点以上が購入された実績もあり、発売から年数が経った今も継続的に売れ続けているモデルです。楽天市場のロジクール公式ストアでも91件のレビューが投稿され、平均4.49点とさらに高い水準になっています。
商品レビューの信頼性を分析するサイト、サクラチェッカーの分析も参考になります。G335のホワイトモデルは、ヘッドセットカテゴリで合格基準とされるメーカー平均レビュー件数1,255件に対し、カテゴリ平均比161%のレビュー件数を集めています。ロジクールというメーカー自体、出品製品全体の平均サクラ度が低いと分析されており、不自然なやらせレビューを使っていないメーカーとされています。ここまでの評価は、実際に使った人がつけたものと見てよさそうです。
G335は2021年7月29日に発売されました。発売時のメーカー希望小売価格は税込8,690円で、現在も実売価格7,000円台後半から9,000円程度で流通しています。Amazonのプライム感謝祭のようなセール期間には5,980円まで下がった実績もあり、セールのタイミングを狙えばさらに安く手に入ります。ロジクール公式ストアの商品ページには2年間の無償保証が案内されており、価格の安さだけでなく保証面の安心感も揃っています。
ヘッドセット選びで見るべきは定位感・装着感・マイク品質の3点
ゲーミングヘッドセットのスペック表には周波数特性やインピーダンスといった専門用語が並びますが、実際にゲームで使ううえで確認しておきたいのは定位感、装着感、マイク品質の3点に絞られます。定位感は敵の位置や足音の方向をどれだけ正確に聞き取れるかという点で、ドライバーの性能や設計によって差が出ます。装着感は重量300g以下が快適に使える目安とされており、この基準に照らすとG335の実測221g前後という軽さは、快適さを重視する人にとって明確な強みになります。マイク品質は、声がクリアに届くかどうかに加えて、ゲーム音とのバランスをどこまで調整できるかも関わってきます。G335はこの3点のうち、装着感で頭ひとつ抜けている一方、マイク側の音量調整には制約があるというのが、ここまで見てきたレビューの傾向とも一致します。
装着感の軽さがG335最大の評判ポイント
G335の評判でもっとも多く語られるのが、軽さと装着感の良さです。公称重量は240g前後、実測では221gから222g程度という報告が複数のレビューブログで一致しており、ゲーミングヘッドセットの中でもかなり軽い部類に入ります。ワイヤレスの上位モデルであるG733の実測重量が約286gとされていることと比べると、G335はマイクを含めても60g以上軽い計算になります。
ヘッドバンドのパディングは柔らかく、側圧(両サイドから頭を挟み込む圧力)も控えめに作られているため、耳が痛くなりにくいという評価が目立ちます。イヤークッションには低反発のメモリーフォームとスポーツメッシュ素材が使われているという紹介もあり、蒸れにくく肌触りが良い点も長時間プレイでの快適さにつながっています。数ヶ月使い込んだユーザーのレビューでは「装着していることを忘れてしまうほど軽い」という声もあり、締め付け感が苦手な人や長時間ヘッドセットを着けたままプレイする人からの支持が厚いようです。
メガネと併用する場合、ヘッドホンやヘッドセットは重量の軽さと側圧の弱さが快適さを左右するポイントとされています。メガネのつるとヘッドバンドが干渉して痛みが出やすいのは、締め付けが強いモデルに起こりやすい現象です。G335は300gを下回る軽さで側圧も控えめという特徴があるため、メガネをかけたままプレイする人にとっても比較的負担が少ない部類に入りそうです。
マイクはフリップミュート方式です。マイクアームを上げるだけでミュートに切り替えられるため、ボタン操作なしに視覚的にもミュート状態がわかりやすく、ゲーム中に素早く切り替えたい場面で扱いやすい仕組みになっています。フリップミュートのように手元でミュート切り替えができるヘッドセットは、設定画面を開かずに操作できる点でWEB会議用途とも相性が良いとされており、G335はゲーム用途だけでなく在宅ワークでの音声通話にも転用しやすい機能を備えていると言えます。ゲーミングデバイスにありがちな派手なデザインだとビジネスシーンには使いにくいという見方もありますが、G335は威圧感の少ない配色でまとまっているため、その点でも取り回しやすいモデルです。
サウンドは低音強めで足音の定位感は良好
音質は低音がやや強調される傾向にありつつ、低域と高域のバランスは取れているという評価が多く、価格を考えれば十分満足できる水準です。派手な迫力よりも聞き取りやすさを重視した鳴り方という評価も見られます。FPSタイトルを中心にレビューしているブログでは、遠くの敵の足音までしっかり聞き取れ、方向や距離感も体感に近い聞こえ方で定位感に優れていると紹介されています。初心者からある程度プレイ時間を積んだユーザーまで、幅広い層におすすめできるヘッドセットという評価でまとまっています。
3.5mmのアナログ接続なので、PS5、PS4、Nintendo Switch、Xbox、PC、スマートフォンなど、3.5mmヘッドセット端子を備えた機器であれば機種を問わず使えます。複数のゲーム機を持っているユーザーが1台で使い回せる点も、評判を支える要素のひとつです。ただしXboxのコントローラーは機種によって3.5mmジャックが標準搭載されていない場合があり、その場合は別途ヘッドセットアダプターが必要になります。Xbox環境でG335を使う予定がある人は、手持ちのコントローラーに3.5mmジャックが付いているか事前に確認しておくとスムーズです。
マイク音量はDiscordで200%ブーストしても物足りない
音質や装着感には高評価が多い一方、マイクの集音性能には課題を感じるという声も見られます。特別なソフトウェアを使わない状態では声をうまく拾いきれないという報告や、Discordでマイク音量を200%までブーストしてもゲームのBGMや効果音の音量に負けてしまい、別のダイナミックマイクを買い足して対応したという体験談もありました。G335はG HUBに対応していないため、マイクの入力ゲインをソフトウェア側で細かく調整できません。ボイスチャットの声量をしっかり届けたい人は、OSやアプリ側の音量設定を事前に見直しておくと安心です。
マイクブームの可動域についても、口元まで十分に届かないという指摘があります。小顔の人を想定した検証でも口元まで届きにくかったという報告があり、顔の大きさや形によっては位置調整がしづらいと感じる場合があります。
Discordなどのボイスチャットアプリ側では、入力音量を95%程度に設定するとノイズを抑えやすいとされており、ゲーム側の音量設定とアプリ側のマイク音量の両方を調整してバランスを取ることが基本のコツです。G335でマイクの声量が足りないと感じた場合は、アプリ側のブーストだけに頼らず、ゲーム側の効果音・BGMの音量を下げる方向でも調整してみると、聞き取りやすさが改善する場合があります。
イヤーカップの構造上、音量を大きく上げた状態では周囲にわずかに音が漏れる可能性があるという声も見られます。一般的にヘッドホンやヘッドセットの音漏れは、耳をどれだけ覆い込む構造かによって差が出やすく、密閉度が高いモデルほど遮音性が高まる一方、音の抜けが悪くなるという傾向があります。G335でひとりで自室でプレイする分には気になりにくいですが、家族と同室でプレイする場合や深夜に大きな音量で使う場合は、この点も頭に入れておいたほうがよさそうです。
頭が大きいとG335のヘッドバンドは窮屈になる
ヘッドバンドの調整幅の狭さは、複数のレビューで共通して指摘されている弱点です。垂直方向の調整範囲は約1cm程度しかないという報告があり、頭が大きめの人やハチが高い人には窮屈に感じられる可能性があります。以前のモデルであるG433と比較しても、G335は頭が小さい人向けに作られているという指摘もあり、縦方向のスライド調整範囲の短さが影響していると見られます。ヘッドホン全般で見ると、左右それぞれ4cmずつ、合計8cm程度の調整幅を持つ余裕のある設計のモデルもあるため、それらと比べるとG335の調整幅はかなり控えめな部類に入ります。購入前に、可能であれば店頭で装着感を確認しておくのが安全です。
ケーブルは本体に直付けされていて着脱式ではありません。上位機種には着脱式ケーブルを採用しているモデルもありますが、G335はケーブルが断線するとヘッドセット本体ごと使えなくなります。一般的にゲーミングヘッドセットが断線した場合、保証期間内であればメーカーへの問い合わせで無償修理や交換の対象になることがあります。G335にはロジクール公式ストアで2年間の無償保証が案内されているため、断線などの不具合が起きた際はまず保証の範囲内か確認するとよさそうです。長く使うつもりなら、ケーブルの取り扱いには日頃から気をつけたいところです。
G733との違いは重量60g差とG HUB対応の有無
Logicool Gのラインナップの中で、G335がどの位置にあるかを整理します。次の表は、G335と上位のワイヤレスモデルとの違いをまとめたものです。
| モデル | 接続方式 | 実測重量 | G HUB対応 | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| G335 | 有線(3.5mm) | 約221g〜222g | 非対応 | エントリー・軽量 |
| G733 | ワイヤレス | 約286g | 対応 | 上位・高音質 |
| G535 | ワイヤレス | 40mmドライバー搭載 | 対応 | ミドルレンジ |
| G435 | ワイヤレス | 超軽量 | 対応 | 軽量ワイヤレス |
G733はPRO-G 40mmドライバーを搭載し、G HUBによる音質やライティングのカスタマイズにも対応した上位モデルです。重量はG335より60g以上重く、価格も高めですが、その分機能性と音質は上回るとされています。G535も40mmドライバーを搭載したミドルレンジのワイヤレスモデルで、G335よりワンランク上の位置づけです。G435は超軽量なワイヤレスモデルとして知られ、ワイヤレスでも軽さを重視したいユーザー向けの選択肢になります。
G335はG HUBに対応していないため、イコライザー設定やRGBライティングのカスタマイズはできません。音質を自分好みに細かく調整したい人には物足りなさが残る部分ですが、有線接続で価格を抑えつつ基本性能をしっかり押さえたモデルという立ち位置は明確です。上位モデルへの乗り換えを検討する際は、価格差がそのまま重量差やソフトウェア対応の差につながっている点を理解したうえで、自分がどこまでの機能を必要としているかを整理しておくと選びやすくなります。
デザインはミント・ホワイト・ブラックの3色展開
カラーバリエーションはブラック(G335BK)、ホワイト(G335WH)、ミント(G335MN)の3色です。ミントは可愛らしい印象、ホワイトは差し色の青が映えるおしゃれな配色と評価されており、ゲーミングデバイスにありがちなゴツゴツした武骨さがなく、比較的シンプルで主張しすぎない形状にまとまっています。威圧感が少ないデザインなので性別を問わず選びやすく、プレゼント用としても選ばれやすい製品です。
本体には多くの部分にプラスチックが使われており、質感としてはやや簡素に見えるという指摘もありますが、壊れやすい印象はなく、日常的に扱う分には十分な耐久性を備えているという評価が一般的です。価格を考えれば、デザインと質感のバランスには納得感があります。色選びに迷ったら、ブラックは普段使いしやすい定番カラー、ミントとホワイトは机まわりのアクセントにしたい人向けと考えるとイメージしやすいでしょう。
有線接続だから遅延が少なくG HUBは非対応
有線式のゲーミングヘッドセットは音の遅延や音飛びが起きにくく、充電の必要がないため電池切れを気にせず長時間使えます。構造がシンプルな分、価格を抑えやすいのも有線モデルの特徴です。FPSや格闘ゲームのように反応速度が勝敗を左右するジャンルをプレイする人にとって、遅延の少なさは有線接続ならではの安心材料です。
一方で、ケーブルの長さの範囲でしか使えないため、デスクから離れて動き回るような使い方には向きません。PCやゲーム機の前に座ってプレイするスタイルが中心の人であれば、有線接続によるデメリットはそれほど大きな問題にならず、価格の安さと遅延の少なさというメリットのほうが評価されやすい傾向にあります。配信や大会など、通信の安定性が求められる場面でも、有線接続であれば無線特有の混線や電波干渉を気にせずに済むという安心感があります。
エントリー価格帯のヘッドセットが選ばれる理由
ゲーミングヘッドセット市場では、初めて購入する人や特定のジャンルで最低限の機能を求める人向けに、1万円台までのエントリーモデルが根強く選ばれています。有線接続で基本的な音質とマイク性能を備えたモデルが中心で、価格を抑えつつゲームの没入感を高められる点が支持されている理由です。FPSゲームでは足音や銃声の方向性が勝敗を分ける要因になるため、価格帯にかかわらず定位感の良さが重視される傾向があります。G335は、この価格帯の中でも軽さと定位感のバランスが評価されているモデルという位置づけになります。
G335がおすすめなのはこんな人
これまでのレビューを踏まえると、G335が向いているのは次のような人です。価格・軽さ・マルチ対応という3つの条件を優先したい人には、選択肢として真っ先に候補に挙がるモデルと言えます。
初めてゲーミングヘッドセットを買う人には、1万円以下という手頃な価格でありながら装着感やマイク性能など基本性能をしっかり押さえている点が向いています。いきなり高価な上位モデルに手を出すよりも、まずG335で自分の使い方や好みを把握してから買い替えを検討するという選び方もできます。複数のゲーム機を持っていて1台のヘッドセットで使い回したい人にも合っています。3.5mm接続でPS5、PS4、Switch、Xbox、PC、スマートフォンまで幅広く対応するため、機種ごとにヘッドセットを買い揃える必要がなく、収納スペースやケーブル管理の手間も減らせます。長時間のプレイでも疲れにくい軽さを求めている人にも、240g前後という軽量設計は魅力です。
逆に、頭が大きめの人、ワイヤレス接続を重視する人、G HUBによる細かい音質カスタマイズをしたい人、より高音質を求める人には、G733やG535といった上位モデル、あるいは他社製品との比較検討をおすすめします。ボイスチャットでのマイク音量に不満が出やすい点も踏まえると、フレンドと長時間ボイスチャットをしながらプレイするスタイルの人は、購入前にマイクの評判を重点的にチェックしておくと失敗が少なくなりそうです。
Logicool G335は、有線接続、軽量設計、手頃な価格という3つの特徴を軸にしたゲーミングヘッドセットです。Amazonで4.2、楽天で4.49という評価の高さは、実際に使ったユーザーの満足度がそのまま数字に表れていると見てよさそうです。軽くて装着感が良い、価格の割に音質やマイク性能が良い、複数機種で使い回せるというポジティブな評判が多く見られる一方、頭のサイズによっては合わないことがある、マイクの可動域が狭くDiscordでの声量に不満が出やすい、ケーブルが着脱式でない、G HUBに対応していないといった、価格相応の制約も見られます。
自分の頭のサイズやプレイ環境、求める音質のレベルを踏まえたうえで検討すれば、G335はコストパフォーマンスに優れた選択肢になります。有線接続の安定性と軽さを優先するなら、G335は今も選ぶ価値のある1台です。








