Razer RZ07-00740100-R3M1の評判は?打鍵感は高評価、Synapseに注意

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2026.10.05
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RZ07-00740100-R3M1は、Razerが2013年春ごろに投入した左手用キーパッド「Razer Orbweaver」の、日本向け型番です。評判を先にまとめると、打鍵感と調整幅は発売当時から評価が高く、弱点は音の大きさ、手が小さい人との相性、そしてソフトウェアの対応状況に集約されます。生産はすでに終了しており、今から手に入れる場合は、使っているPCでSynapseが動くかどうかを買う前に確かめておく必要があります。

この記事では、型番の読み方、確認できた仕様、4gamerやGAME Watchなど日本語レビューの評価、海外レビューの評価、気になる点、購入前に確認したい事項の順に整理します。2026年10月5日時点で確認できた情報をもとにしており、価格や在庫、サポート状況は変わるため、購入前にはRazer公式サポートページで最新の状態を見てください。

目次

RZ07-00740100-R3M1はRazer Orbweaverの日本向け型番

RZ07-00740100は、Razer Orbweaverの型番です。Orbweaverは、左手でキーボードの代わりに操作するための、メカニカルスイッチ採用のゲーミングキーパッドを指します。

末尾のR3M1は、日本の正規代理店が扱う保証付き製品の販売ページに出てくる表記です。Amazon.co.jpには、この型番で「正規保証品」と書かれた商品ページがあります。商品名には「FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼアWINDOWS版 推奨」の文言も付いており、MMOでの使用が想定された製品として売られていたことがわかります。

R3M1とR3U1の違いと、ChromaやTartarusとの見分け方

同じRZ07-00740100でも、米国向けは末尾がR3U1の表記で流通しています。Best Buy、PCPartPicker、eBayの出品で、この表記を確認できました。中身の違いまでは今回の調査で確認できていないので、ここでは「販売地域ごとに末尾の表記が変わる」とだけ書いておきます。

似た型番の別製品も多く、取り違えると評判の読み方がずれます。主なものを表にまとめました。

製品名型番(日本向け)型番(米国向け)備考
Razer OrbweaverRZ07-00740100-R3M1RZ07-00740100-R3U1この記事の対象
Razer Orbweaver ChromaRZ07-01440100-R3M1RZ07-01440100-R3U1フルカラーLED版
Razer TartarusRZ07-03110100-R3M1未確認eBay出品で確認した型番

RZ07から始まる型番はRazerのキーパッド系の製品に付き、続く数字でモデルが分かれます。「0074」がオリジナルのOrbweaver、「0144」がChroma版です。レビューを読むときは、どちらの製品について書かれた文章なのかを必ず確かめてください。Chroma版はフルカラーLEDを採用した別の製品なので、Chromaの感想をそのままオリジナルに当てはめると、評価がずれます。

20キーと8方向サムパッドで重さ395gのメカニカル仕様

Razer Orbweaverの基本仕様(キー数20個・親指パッド8方向・押下圧50g・重量395g)

基本仕様は、確認できた範囲で次のとおりです。

項目内容
タイプ左手用のメカニカルキーパッド
キー数20個のプログラマブルキー
親指パッド8方向に入力できるプログラマブルなサムパッド
押下圧50g
バックライトキーに搭載
キーマップ8つを切り替え可能、マクロの長さに制限なし
サイズ深さ55mm × 幅154mm × 高さ202mm
重量395g
接続USB
ソフトウェアRazer Synapse(Synapse 2.0)

日本語レビューの要約では、キー数は20個、親指パッドは8方向、押下圧は50gとされています。サイズと重量はPC Watchの記事を要約した検索結果で確認しました。サイズは高さが202mmあり、卓上に常設して使う大きさです。

ソフトウェアのSynapseでは、キーの割り当て、マクロの作成、ゲームごとのプロファイルを設定します。マクロには長さの制限がなく、8つのキーマップを切り替えられるため、1台で複数のゲームに対応する使い方ができます。

スイッチはCherry MX Blue、ただしこの型番での確定はできていない

オリジナルのOrbweaverのスイッチは、Cherry MX Blue(青軸)です。海外レビューサイトのLanOCは、Orbweaverが「Cherry MX Blue」のキースイッチを使っていると書いています。PC Watchの記事を要約した検索結果でも、オリジナルモデルはCherry MX Blueを採用し、20キーで先ほどのサイズとされていました。

ただし、RZ07-00740100-R3M1と書かれた個体が、どの時期のどのスイッチなのかは、今回の検索では断定できませんでした。理由は、Orbweaverの派生モデルが複数あるためです。茶軸を採用したStealth Edition、Razer独自のグリーンスイッチを採用した2014年版が、のちに出ています。中古や在庫品を買うときは、商品ページの記載と、届いた現物のスイッチ表記を照らし合わせてください。

2013年3月のレビューで評価が集まった調整機構とサムパッド

日本語レビューで確認できた早い時期の記事は、4gamerとGAME Watchの2013年3月の記事です。GAME Watchの記事は2013年3月6日付でした。4gamerの記事のタイトルは「左手用キーパッドの新顔『Razer Orbweaver』レビュー。Razerらしいデザインに一新され,カスタマイズ性も高く」で、デザインとカスタマイズ性の2点が評価の軸になっています。

Orbweaverは、Razerの旧世代の左手用デバイスであるNostromo(ノストロモ)の後継にあたります。Nostromoからの変更点が、レビューで繰り返し取り上げられました。

パームレスト・親指パッド・全体の長さを別々に動かせる

最大の特徴は、調整できる箇所の多さです。パームレストの高さ、親指パッドの位置、本体全体の長さを、それぞれ独立して調整できます。手の大きさに合わせて3か所を動かせるので、同じ製品でも使う人ごとに配置が変わります。

パームレストには角度調整もあり、2段階でロックできます。ロックせず、手の動きに合わせてパームレストを動かしながら使う方法も選べます。固定して安定させたい人と、動かしながら操作したい人の両方に対応した造りです。

軽く倒すだけで入力できる親指パッド

親指パッドは、軽く倒すだけで正確に入力できるように改良されました。GAME Watchと4gamerのレビューでは、FPSの移動キーを割り当てる用途にも向くと評価しています。移動を親指に任せ、残りの指でスキルや装備の切り替えを担当させる使い方です。

打鍵感についても、メカニカルキーの小気味よいクリック感と、押した瞬間の確かなフィードバックが評価されています。マクロ機能は、RTSのように2キー以上の同時押しが必要なゲームで役立ちます。複数キーの同時押しを1つのボタンにまとめられるので、操作がかなり楽になります。通常のキーボードでは押しにくい機能も、任意のボタンに割り当てて素早く呼び出せます。

海外レビューがG13との比較と底面のゴム足で評価した点

海外のレビューは、ロジクールのG13との比較が目立ちます。G13は、物理キーを多く備えた左手用デバイスです。海外レビューでは、Orbweaverはエルゴノミクス(人間工学)とキーを押す確かさの面で、G13と比べても遜色ないという評価でした。

LanOCのレビューは、キーを増やして調整機構を加えたことでG13に近づいた、と書いています。そのうえで、Cherry MX Blueのスイッチが、G13との差を作っているとしています。

サムパッドについても海外では細かく見ています。サムパッドは6ボタン、斜め入力を含めると10方向分の入力ができる、という評価がありました。耐久性についても「触り心地に飽きが来ない」という感想があり、バックライトの明るさ、キーまわりが光る見た目への好意的な声も出ています。

滑り止めについては、LanOCが具体的に書いています。本体の底面には、パームレストに3か所、メイン部に3か所、親指側に大きな1か所のゴム足が付いています。そのため、激しい操作をしても本体がずれにくいそうです。

評判の弱点は音の大きさと手の大きさ、サムパッドの出来

評判で挙がった3つの弱点(音の大きさ・手の大きさ・サムパッド)

良い評価が多い一方で、弱点もはっきり出ています。購入前に知っておきたい点を挙げます。

まず、キーボードの代わりにはなりません。Orbweaverはマクロキーとして使う前提の製品なので、文章の入力には向きません。

次に、手の大きさとの相性があります。手が小さい人は、手のひらをパームレストに置いたままだと、最上段のキーに指が届きにくくなります。中くらいから大きめの手の人のほうが、使いやすい設計です。

三つ目は音です。メカニカルスイッチ、特に青軸の打鍵音は大きく、うるさく感じる人がいます。夜間や静かな部屋での使用では、周囲に配慮が必要です。音が気になる人向けの選択肢としては、茶軸を採用したStealth Editionがあります。

サムパッドについては、海外レビューに厳しい意見があります。旧型のNostromoに付いていたサムパッドのほうが快適だった、という比較です。また、メカニカルスイッチがこの種のデバイスに合わない、という声もありました。

押下圧は50gで、茶軸版は45gです。軽い入力を好む人には、重く感じることがあります。

Synapse 2.0とWindows 11の相性が購入前の最大の確認点

購入前のSynapse確認フロー(OS・Synapseの版・公式サポートの順に確認)

評判の中で、いまの購入判断に最も影響するのがソフトウェアの話です。OrbweaverはRazerの製品ラインでは生産を終えており、検索結果では、低価格のTartarus系統が主力になったこと、Orbweaverの後継としてTartarus Proに移ったユーザーが多いことを確認できました。

Razerの公式フォーラム(Razer Insider)には、関連する投稿がいくつもあります。「Synapse 3 support for Orbweaver?」はSynapse 3への対応を尋ねるスレッドです。「Snapse 2.0 crashing Win 11 – Orbweaver」は、Windows 11でSynapse 2.0がクラッシュするという報告です。「Orbweaver Chroma Support after Synapse 2 EOL」と「Official go-forward support for Orbweaver with retirement of Synapse 2?」は、Synapse 2の終了後にOrbweaverがどう扱われるかを尋ねる投稿でした。

検索結果の要約では、Orbweaver ChromaはSynapse 3に対応しておらず、Synapse 2とSynapse 3を併用しなければならないとされています。Windows 11では、Synapse 2.0を入れるとクラッシュするという報告もあります。

ここで書いた内容は、フォーラム投稿のタイトルと検索結果の要約から読み取れた範囲です。実際の対応状況は、Razer公式サポートページの「Razer Orbweaver support」で確認してください。中古や在庫品のRZ07-00740100-R3M1を買う場合は、使うPCのOSと、動かせるSynapseの版を購入前に突き合わせるのが安全です。

自分が買う立場なら、Windows 11のPCで使う予定がある場合は、実績のある動作報告を見つけてから買います。キーの打鍵感だけで選ぶのは避けます。

Stealth・2014・Chromaの違いは軸とライティング

Orbweaverは、オリジナルの後に派生モデルが続きました。時期の確認できるものを含めて整理します。

モデル特徴確認できた情報
Orbweaver(オリジナル)Cherry MX Blue(青軸)、20キー2013年3月に日本でレビュー記事が出た
Orbweaver Stealth EditionCherry MX Brown(茶軸)、静音寄り直販価格は129.99ドル、押下圧は45g
Orbweaver 2014Razer独自のグリーンスイッチ2015年1月30日に日本で発売
Orbweaver ChromaフルカラーLED緑軸風のRazer Green switchを採用
Orbweaver Chroma Stealth茶軸風のRazer Orange switchを採用Chroma版の茶軸風モデル

Stealth Editionは、青軸の代わりに茶軸を採用した派生モデルで、押下圧は45gです。Orbweaver 2014は、Razer独自のグリーンスイッチへ切り替えたモデルで、日本では2015年1月30日に発売されました。ゲーマー向けニュースサイトのgamer.ne.jpが、記事で発売を伝えています。

Chroma版は、型番がRZ07-01440100になります。この記事のRZ07-00740100とは別製品なので、レビューを読むときは製品名を確かめてください。

Amazon.co.jpとeBayで確認できた流通状況

販売まわりで確認できたのは、次の点です。

Amazon.co.jpには、RZ07-00740100-R3M1の商品ページがあります。eBay、PCPartPicker、Best Buyには、R3U1表記の出品や掲載があります。日本向けのR3M1を狙うなら、Amazon.co.jpの商品ページが手がかりになります。

eBayには、「Orbweaver RZ07-0074 Elite Mechanical Gaming Keypad Green LED NEW Sealed」のように、新品未開封をうたう出品もあります。ただし、この出品名には「Elite」や「Green LED」といった、正式な製品名にはない言葉が混ざっています。出品名は売り手が自由に付けられるので、仕様は出品名ではなく写真と説明文で確認してください。

価格の目安として、Orbweaver Chromaが米国のSlickdealsで74.99ドルのセール情報として投稿されたことがあります。投稿時期は今回確認できておらず、現在の価格ではありません。参考程度にとどめてください。

向く人と向かない人

評判を整理すると、向き不向きは次のとおりです。

区分該当する人
向く人ロジクールG13のように物理キーが多い左手用デバイスが好きな人
向く人親指パッドからパームレスト、全体の長さまで体に合わせて調整したい人
向く人メカニカルスイッチの打鍵感を重視する人
向く人RTS、MMO(FINAL FANTASY XIVなど)、FPSで多数のキーを割り当てる人
向かない人静かな環境で使いたい人(特に青軸)
向かない人手が小さく、最上段のキーに指が届きにくい人
向かない人最新のSynapse 3やWindows 11での安定動作を最優先する人
向かない人新品を保証付きで長く使いたい人(生産終了品のため)

自分の結論を書くと、RZ07-00740100-R3M1は「ハードは良いが、いま新規に選ぶ理由は薄い」製品です。調整機構は発売から10年以上たった今でも魅力ですが、Synapseの対応に不安が残り、後継のTartarus Proに移ったユーザーも多くいます。調整機構を気に入っていて使い続ける人なら手放す理由はなく、これから買う人は、中古市場で個体を確認してからにするのが現実的です。

購入前によく聞かれる疑問への回答

R3M1とR3U1のどちらを選べばよいか、という疑問があります。日本で使うなら、Amazon.co.jpに商品ページがあるR3M1が入手経路をたどりやすいです。両者の中身の違いは、今回の調査では確認できていません。

この型番のスイッチは何軸か、という疑問もあります。オリジナルのOrbweaverはCherry MX Blueで、LanOCのレビューにもそう書かれています。ただし、Stealth Editionや2014年版など派生モデルもあるため、手元の個体がどれなのかは、商品ページと現物で確認してください。

Chroma版の評判は、この型番にも当てはまるのか、という疑問も出ます。型番が違う別製品なので、そのまま当てはめるのは避けてください。Chromaの話題としてSynapse 3への非対応が出ていますが、オリジナル版でも同じ状況かどうかは、公式サポートページで確かめる必要があります。

レビュー記事そのものを読みたい場合の入口も書いておきます。日本語では4gamerとGAME Watchの2013年3月の記事、価格.comの口コミ、個人ブログのBurningBlood、watchmono、Negitaku.org Blogがあります。Negitaku.org BlogはOrbweaver Stealthを1か月ほど使った感想です。海外ではLanOC、Gaming Nexus、wccftech、Destructoid、GameTyrant、Totally Dubbedがあり、Churape’s Dungeon and Stuffは2022年10月にも改めてレビューを載せています。

評判の結論は調整機構が強みでSynapseが弱点

RZ07-00740100-R3M1はRazer Orbweaverの日本向け型番で、20キー、8方向の親指パッド、50gのメカニカルキー、395gの本体を備えます。調整機構とキーの打鍵感は、2013年3月のレビューから海外レビューまで、一貫して評価されてきました。

弱点は、音の大きさ、手が小さい人との相性、サムパッドがNostromoほど快適でないという声、そしてSynapse 2.0がWindows 11でクラッシュするという報告です。生産終了品のため、購入の前にはRazer公式サポートページで対応状況を確認してください。

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